エセネカフェ難民
社用車が車検で代車を用意してもらったまでは良かったのですが、その代車のシガーソケットから電力を供給出来なかったので、平日車中泊勢としてはこれが物凄い不便…
ヒューズ自体を抜いているのか、ヒューズ切れなのか、はたまた接触不良なのかは定かではないが、それはこの際どうでも良いです(´・ω・`)
さてどうしたものかと考えていた時、ふとネカフェ難民の記事が頭によぎる。
東京ではネカフェ難民が、1日あたり4,000人はいるという。詳しい内容についてはネットの海にいくらでも転がっているので各々で調べてみてください。
私は年に数回、ネットカフェを利用する程度なので、便利な一面しか知らない。
そこで、ドップリ浸かってみようではないか!と思い立ったわけです(`・ω・´)
今回利用したネットカフェは自遊空間です。20時以降はナイトパックといって、料金が通常よりも安くなるプランを適用しました。部屋は喫煙者なので喫煙席を選択。平日12時間居座って2,000円は安いですよね。
というわけで、私がネカフェに泊まったレポートをここにまとめておきたいと思います。
最初に選択した部屋のあるエリアの、とある一室から異様な臭気が漂ってきました。5分と耐えられなかったので部屋を変更。これが平日ネカフェの洗礼なのか…!!
部屋を変更して数時間経ったぐらいだろうか。突然奇声が聞こえ始めた。何だここは動物園かよ…と、内心ネカフェに来た事を後悔し始めていた。
その奇声が何かの合図だったのだろうか。喫煙席を選択しているのに、煙草の煙が臭くて飯が食えないと大声でクレームを言う客が登場。
理不尽なクレームにも対応しなければならない店員さんが本当に可哀想だ。退室や退会処分を下す事も可能なはずだが、どうやらそこまではしていないようだった。
初日はそれ以外特に何もなく過ぎ、朝を迎えました。自遊空間さん、平日朝カレー無料とかいうめちゃくちゃコスパ良いプランあって驚きました。もう店内が臭いとかクレーマーがやばいとかこれだけでどうでもよくなっちゃったよ!!
トッピングのロースカツの料金だけしかかからないので310円でした。味は期待しないでください(´・ω・`)
と、まあ…ざっとこんな感じでしたね。何というか、普通にネカフェに泊まって楽しんできただけみたいになってしまいましたw
元々車中泊がメインの生活なので、ネカフェの椅子は運転席のシートより座り心地が良いものでした。
騒音や他人のいびき、たまに聞こえる奇声等、元々多少うるさくても眠れるのでそこまで気になるものでもありませんでした。
ただ、ここで毎日生活する事を考えてみたらそれは辛い環境だと思う。
ネカフェで飯を食わずに夜に寝るためだけに寄る場合、12時間ナイトパックで、2,000円×30日で60,000円かかります。土日祝日は更に高くなるのでそれ以上かかるでしょう。
東京ならもっと高いだろうが、何故そんな生活を続けざるを得ないのか。そう考えるとゾッとしてきますね。
こういった方々に手を差し伸べるのは行政の仕事じゃないのかと思うが、現実はネカフェに泊まって生活出来ているんじゃ大丈夫だね。と足切りらしい。
不正受給はたしかに問題だが、生活保護は本来、健康的で文化的な最低限度の生活を送るために必要な制度です。
いわゆるネカフェ難民の方々は、果たして健康で文化的な最低限度の生活を送れていると言えるのであろうか。
日本のセーフティーネットは世界一ィ!!!と言える日が来るようになると良いですね。
財政的な問題や物理的な問題等色々解決には無理難題が山積しておりますが、明るい未来が待っていると信じたい。
ありがとうございました(*´ω`*)